ステンレス鋼の金属組織学試料作製
大多数のステンレス鋼は軟質で金属組織学試料作製時に機械的変形と擦り傷を受けやすいため、正確な試料作製方法が不可欠です。 再現可能な結果を伴う金属組織学検査のためにステンレス鋼の試料作製方法をご覧ください。
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      大多数のステンレス鋼は軟質で金属組織学試料作製時に機械的変形と擦り傷を受けやすいため、正確な試料作製方法が不可欠です。 再現可能な結果を伴う金属組織学検査のためにステンレス鋼の試料作製方法をご覧ください。
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マルテンサイト鋼に対して
 1) V2Aエッチング液:
 100 ml水
 100 ml塩酸
 10 ml硝酸
 室温または最高50 °Cでエッチング
 2) 
 33 ml水
 33 mlエタノール
 33 ml塩酸
 1.5 g塩化銅 (カリングI)
 3)
 100 ml水
 100 ml塩酸
 5g塩化銅 (カリングII)
オーステナイト鋼に対して
 1) V2Aエッチング液:
 100 ml水
 100 ml塩酸
 10 ml硝酸
 室温または最高50 °Cでエッチング
 2) アドラーエッチング液:
 25 ml蒸留水
 50 ml塩酸
 15 g塩化鉄
 3 g二アンモニウムテトラクロロ銅酸 (II)
 ステンレス鋼に対して未希釈または水やエタノールと最高1:1の割合で混合して使用可能
 3) 
 100 ml水
 300 ml塩酸
 15 ml過酸化水素 (30 %)
カラーエッチング液バハラII:
 貯蔵液
 800 ml蒸留水 
 400 ml塩酸
 48 gフッ化水素アンモニウム 
 エッチングのために、この100 mlの貯蔵液に1-2 gのメタ重亜硫酸カリウムを添加します
 カラーエッチング液リチテネッガー& ブロエチ:
 100 ml蒸留水
 20gフッ化水素アンモニウム
 0.5 gメタ重亜硫酸カリウム
 オーステナイトと混粒鋼に対して使用可能




 
 
その他の金属と材料の微細構造に関する詳細の確認をご希望の場合、弊社の材料ページをご覧ください。
全ての画像は、ドイツのアプリケーションスペシャリスト、ホルガー・シュナールの提供です
ステンレス鋼の金属組織学試料作製に関する具体的情報については、弊社のアプリケーションスペシャリストにお問い合わせください。